大腸ポリープとは

大腸ポリープイメージ画像

大腸ポリープは、腸の粘膜の表面がポコッと盛り上がった「イボ」のようなものです。痛みや違和感などの自覚症状がないことが多く、健康診断などの大腸カメラ検査で偶然見つかることが大半です。

ポリープには大きく分けて、将来的に「がん」に進行する恐れがある腫瘍性と、がん化の心配が少ない非腫瘍性の2種類があります。検査で見つかったポリープがどちらのタイプかを正しく見極めることが、健康を守る第一歩となります。

大腸ポリープを
切除する必要性

大腸がんの8〜9割以上は良性の「腺腫」というポリープが数年間の時間をかけてがん化すると考えられています。腺腫は良性であるものの、時間の経過によって少しずつがんに進行していく可能性があるため、発見した場合は切除が必要です。

そのため大腸ポリープを小さいうちに見つけて早期治療することは、大腸がん予防にとって大きな意味があります。

大腸ポリープ手術の
方法

当院では、大腸カメラ検査中に見つかったポリープを、その場で切除する「日帰り手術」に対応しています。ポリープの形状や大きさに合わせ、以下の手法を選択します。

コールドポリペクトミー

高周波電流(熱)を使わずに、専用のワイヤー(スネア)で物理的に切り取る方法です。術後の出血や穿孔(腸の壁に穴が開く)のリスクが極めて低く、現在主流となっている安全な手法です。

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

平坦なポリープに対し、粘膜の下に生理食塩水を注入して持ち上げてから焼き切る方法です。周囲の正常な組織を傷つけず、正確に切除することが可能です。

大腸ポリープ手術後の注意点

大腸ポリープの切除後は、1週間ほど出血などの合併症が起こるリスクがあります。以下の点に気を付けながらお過ごしください。

食事
術後当日はお粥・うどんなど消化に良いものを食べてください。
(3日間は刺激物・香辛料を控えてください。)
アルコール
お酒は3~7日間飲まないでください。(術後出血の原因として最多です)
入浴
検査当日はシャワー程度に留めてください。
運動
ジョギングやゴルフ、水泳等の腹圧のかかる強い運動・仕事は1週間程度控えてください。
旅行
出血のリスクがあるため1週間程度は控えてください。

費用について

診療内容 費用(3割負担の場合)
大腸カメラ検査(観察のみ) 約6,000円前後
大腸カメラ検査+病理組織検査(1ヶ所) 約10,000円~15,000円前後
日帰り大腸ポリープ切除 約20,000円~30,000円前後