大腸カメラ検査とは
一般的に「大腸カメラ」と呼ばれる医療検査は、正式には「下部消化管内視鏡検査」と言います。
大腸カメラは肛門から内視鏡を挿入し、大腸の粘膜を内側から直接観察ため、大腸がんやポリープ、炎症などの病気を早期に発見・診断し、適切な治療に繋げることを目的としており、観察中に病変が疑われる組織があれば一部を採取して顕微鏡で詳細を調べる検査(生検)を行います。
このほか検査時にポリープが腸内で見つかり、内視鏡による切除が可能と医師が判断した場合は、ポリープ切除(日帰り手術)が行われます。
当院の大腸カメラ検査の特徴
1. 鎮静剤を使用した痛みの少ない検査
当院ではご希望の方に鎮静剤を使用し、できる限り苦痛の少ない検査を行っています。鎮静剤によりほとんど眠っているような感覚の状態で検査を受けることができます。
また、日本消化器内視鏡学会認定の専門医である院長が検査を担当します。経験豊富な診療経験に基づいた丁寧な検査で安心して検査を受けていただける体制を整えています。
2. 土曜午後15:00まで検査を実施
平日にお仕事や学校で忙しい方にも配慮し、当院では、土曜の午後15:00まで内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を実施しております。ご都合に合わせた日程調整が可能ですので、検査のご予約の際に、お気軽にお申し出ください。
3. 日帰りポリープ手術が可能
検査中に発見された大腸ポリープは、その場で切除できる体制を整えており、別日に再来院する必要がありません。切除により、将来の大腸がんの予防にもつながります。
以下の症状があれば、一度ご受診ください
- 便潜血検査の結果、陽性と判定された
- 便通異常(便秘、下痢)が慢性的に続いている
- 腹痛やお腹のはりが続いている
- 家族に大腸がんや大腸ポリープの治療を受けた方がいる
- 原因が特定できない貧血が続いている
- 急激に体重が減少している
- 血便が出ている
など
大腸カメラ検査の流れ
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事前問診
- 検査前日までに一度来院して頂く必要があります。
- その際にアレルギーや検査歴、既往歴、内服歴、手術歴などを問診し、検査前日もしくは検査当日に飲む下剤を持ち帰っていただきます。
- 便秘の方は申し出てください。お薬を追加することがあります。
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検査前日
- 検査前日の食事は午後9時までに済ませてください。
- 午後9時以降は絶食になります。水またはお茶は飲んでいただいて大丈夫です。
- 食事は消化の良いものにし、脂っこいもの、繊維の多いものは避けて下さい。
- ご希望の方は前日の食事(検査食)を当院でも取り扱っておりますのでお持ち帰りできます。
- お渡ししている下剤を午後9時に内服してください。
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検査当日
- 朝から絶食です。お水またはお茶は飲んでいただいて大丈夫です。
- 喫煙は検査終了までお控えください。
- 腸の中を空にするために下剤の水薬を約1~2リットル(目安)を飲んでいただきます。
※ご自宅または院内での服用が可能で、ご希望により選択できます。服用後は数回の排便があり、透明な水様便になるまで排泄を繰り返します。 - 希望する方のみ、鎮静剤(眠くなる薬)を投与するため事前に点滴を確保します。鎮静剤を使用した場合、終日車や自転車の運転は控えていただきます。
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検査
- 鎮痙剤(腸の動きを抑える薬)を使うことがあります。心疾患、緑内障、前立腺肥大、甲状腺機能亢進症がある方は申し出てください。
- 検査は20〜30分程度で終了します。
※挿入が難しい方や生検・ポリープ切除を行った場合は長くなることがあります。 - 鎮静剤を使用した方は、検査後リカバリールームで1~2時間程度お休みいただきます。検査後のご予定に関しては余裕をもってご来院ください。
- 病変の疑いがある組織を発見したときは生検(組織を採取し病理検査に提出)を行うこともあります。
- ポリープを発見し、内視鏡での切除が可能と医師が判断した場合は、その場で切除することがあります。(日帰りポリープ手術)
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検査終了後
- 検査後は、医師が検査結果について詳しく説明します。
- 鎮静剤を使って検査を受けられた方は、しっかり覚醒するまでリカバリースペースで休んでいただき、その後結果の説明を行います。
- 食事は検査後から可能です。
- ポリープ切除や組織を取った場合、検査当日の入浴はシャワー浴が望ましいです。また、激しい運動を行わないようにしてください。刺激物の摂取や飲酒はお控えください。
- 組織検査の結果は、14日程度かかりますので、その後に再受診をしてください。